Nomoadチュートリアル | CSVファイルの内容を表示する(カスタム版)
PC用デジタルサイネージソフト「Nomoad カスタム版」の機能を使ってCSVファイルの内容を表示してみましょう。ここでは「一行文」部品を複数使用して、表形式で表示します。
CSVファイルを準備します
表示したいCSVファイルを準備します。
ここでは、Nomoadプロジェクトファイルが保存されている場所と同じ場所に「yotei.csv」を作成し、「Excel」などの表計算ソフトや「メモ帳」等で内容を編集します。


CSVファイルの指定を行います
Nomoadのメニューから「表示」→「リアルタイムデータ管理ウインドウ」をクリックし、「リアルタイムデータ管理」ウインドウを表示します。

「リアルタイムデータファイルの設定」ボタンをクリックし、「リアルタイムデータファイルの設定」ウインドウを開きます。

「登録済みリアルタイムデータファイル一覧」から空きを1つ選択し、「設定」ボタンをクリックし、「リアルタイムデータファイルの登録」ウインドウを開きます。

「リアルタイムデータID」にわかりやすい名前(ここでは「*c_yotei」)を入力します。「データファイルのパス」には”yotei.csv”と入力し、「決定」ボタンをクリックします。

「一行文」部品を表のように配置します
左側の「部品リスト」から各部品を右側のエリアへドラッグ&ドロップして、予定表以外の部分のレイアウトを大まかに作成します。

予定表の部分を作成します。「一行文」部品を表のように配置します。

リアルタイムデータタグ【<%EX_CSV, ...>】を入力します
配置した各「一行文」部品のプロパティーを編集します。編集したい部品を選択し、画面下の「プロパティー」ボタンをクリックし、プロパティー画面を開きます。
プロパティー画面の「この一行文を使用する」を選択してから、リアルタイムデータタグを入力します。
表示したいセルの横位置、縦位置の指定を行います。ここでは、1列目の1行目のセルを表示したいので、
<%EX_CSV, "*c_yotei", 1, 1>
と入力します。2列目の3行目のセルを表示したい場合は、
<%EX_CSV, "*c_yotei", 2, 3>
と入力します。

入力が終わったら「決定」ボタンを押します。
同じように、予定表の部分のすべての「一行文」部品に対してリアルタイムデータタグを入力します。
プレビューで確認します
画面右下の▶ボタン(プレビュー開始ボタン)を押すと、デジタルサイネージのプレビューが再生されます。画面に「yotei.csv」の内容が表示されます。
「フレーム」部品でフレームを配置するなど、レイアウトを整えたら完成です。

「yotei.csv」を編集すると、一定時間後にプレビューに反映されます。
リアルタイムデータタグについての詳細は、Nomoadカスタム版のダウンロードファイル内に置かれている「カスタム機能説明書」(PDFファイル)を参照してください。