Nomoadチュートリアル | デジタルサイネージを作成してみよう(前編)
PC用デジタルサイネージソフト「Nomoad」を使って簡単なデジタルサイネージを作成してみましょう。後編では実際にディスプレイに表示する方法も説明します。
目次
デジタルサイネージソフト「Nomoad」をインストール
まずはデジタルサイネージの作成・表示ソフトの「Nomoad」をPCへインストールします。ソフトのダウンロードとインストール方法はここから。
ソフトは「Nomoad通常版」「Nomoadカスタム版」「Nomoadフリー版」がありますが、どれでも構いません。
- 「Nomoadカスタム版」はNomoad通常版の機能のほかに時刻表示やCSVファイルやテキストファイルの内容をリアルタイム表示できます。
- 「Nomoadフリー版」は無料で使用できます。Nomoad通常版と比べて配置できる部品数や部品内のアイテム数に制限があります。
何を選べばよいかわからないときは、まずは無料で使用できる「Nomoadフリー版」を試し、機能に満足できないときは「Nomoad通常版」「Nomoadカスタム版」を試用(無料・試用期間無制限)してみるのが良いでしょう。
Nomoadを起動します
スタートメニューから「Nomoad」を起動します。
表示する画面の種類を決めます
「プロジェクト新規作成」をクリックし、プレゼンテーション画面の種類を選択します。
一般的なPCモニターやTVは「16:9」を選択すればほとんどの場合問題ありません。画面を90度回転させて縦向きに設置する場合は「縦・横を反転する」を選択します。
表示する動画や画像、PDFファイルを読み込みます
左側の「部品リスト」から「メディア」部品を右側のエリアへドラッグ&ドロップして配置します。
配置した「メディア」部品の四隅引っ張り、画面いっぱいに広げます。ただし後でテロップを加えるため、下を少し開けておきます。
画面下の「プロパティー」ボタンをクリックし、プロパティー画面の左上の蘭へ動画や画像、PDFファイルをドラッグ&ドロップでセットします(または「ファイル選択」ボタンでファイルを選択します)。
お好みに合わせて設定を行い、「決定」ボタンを押してプロパティ画面を閉じます。
流れるテロップを加えます
左側の「部品リスト」から「テロップ」部品を右側のエリアへドラッグ&ドロップして下の空いている場所に配置します。
画面下の「プロパティー」ボタンをクリックし、プロパティー画面の「このテロップを使用する」を選択してからテロップに流す文章を入力します。
お好みに合わせて文字の大きさや色を決めたり、背景を「フレームスタイル」で設定した後、「決定ボタン」を押してプロパティ画面を閉じます。
表示をプレビューします
画面右下の▶ボタン(プレビュー開始ボタン)を押すと、デジタルサイネージのプレビューが再生されます。
プレビューして修正したい部分が見つかったときは、各部品の配置やプロパティーを編集してお好みに調整してください。
ファイルに保存します
まずはデジタルサイネージの編集状況を保存しましょう。メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」(または「上書き保存」)でデジタルサイネージの編集状況を保存できます。こまめに保存しておきましょう。
ネットワーク運用を行う場合は、NASやファイルサーバーなどのネットワーク上の共有フォルダに保存しましょう。
デジタルサイネージ完成!
デジタルサイネージが完成したら、表示するための「プレゼンテーションファイル」を書き出しましょう。メニューの「プレゼンテーション」→「プレゼンテーションファイルの作成」を選択します。
「プレゼンテーションファイルの作成・更新」ボタンをクリックすると、ファイルにデジタルサイネージを書き出します。
これで準備は整いました。チュートリアルの後編では実際に表示する手順を説明します。